カイム編成机上の空論
今回は小ネタになります。と言うのも、カイム編成って強いの?と言う質問をいただきましたが
カイム未取得です
一応次に取得の予定ですが、後30日ほど必要になってしまうので、今回はざっくりどんなことになるのかだけ、机上の空論でお話ししていこうと思います。
なので結論だけ先に書いておくと
土強化においてカイム君の取得は有り!マグナでもそこそこ強力!でも、普通の編成も強いから防御値に合わせて使い分けてね(投げやり)
まずカイム編成のメリットについて
カイムをサブに置くだけで特定の武器編成において、味方に補正がかかるようになります。
別枠攻撃力20%UP
防御力50%アップ
ダメージ上限10%アップ
この3つがかかるようになります。
よく注目されるのは最後のダメージ上限アップですが、他の2つもなかなかに強力です。一つ一つ紐解いていきましょう。
まず攻撃アップ。この別枠と言うのが嬉しいところで、すごーーーーく簡単に言うとどんな編成であれダメージが20%アップすると言うことです。(そのまま)
こんな記事読んでいる方はもうご存知だとは思いますが、グラブルの攻撃力は加算と乗算がいりまじっています。この部分を理解している方は別枠という言葉を聞いただけで達するとも言われています。
理解している方はここ飛ばしてください
ざっくりお話しすると、攻撃力5000のグラン君が装備スキルで攻刃枠100%の補正を受けていたとします。この場合ダメージは10000ですね。
ここに30%の攻刃枠のバフ(例えばレイジⅢ)を受けた場合とこの別枠20%の補正のみを受けた場合ダメージはどちらのほうが高くなるでしょうか。
レイジがかかった場合の計算式(本当はもっと複雑)は
5000×(基本値100+装備分の攻刃100+レイジバフの30)÷100(%計算なので)=11500
別枠20%の場合は
5000×(基本値+100+装備分の攻刃100)×(基本値100+別枠20)÷100(%計算なので)=12000
っと枠が違うだけでダメージは大きく変わってきます。
この様に別枠攻撃力アップというのは、最終ダメージに大きく貢献する補正となります。
しかし、マグナの場合はまた事情が変わってきます。
方陣枠だからと言って効果が薄くなることはありませんが、ありがたみが神石系の編成より薄れると言った所でしょうか。
方陣枠と言うのは非常に便利で、どんなバフを受けても
必ず乗算計算になる特殊な枠なのです。
なので先ほどの装備による補正が攻刃枠ではなく、方陣枠だった場合は
5000×(基本値100+装備分の方陣攻刃100)×(基本値100+レイジの30)÷100=13000
5000×(基本値100+装備分の方陣攻刃100)×(基本値100+別枠20)÷100=12000
と先ほどの計算結果を覆す事になります。
結局は別枠で計算されるので効果は高いですが、別枠は神石系の編成において非常に重宝されると思っていただく程度で良いです。逆に方陣系の編成ではとにかく数字の大きさが大事になるのが分かります。
因みにざっくりとそれぞれの枠を計算すると
攻撃力×(攻刃枠)×(方陣枠)×(属性枠)×(渾身枠)×(方陣渾身枠)×(背水枠)×(方陣背水枠)×(あとなんかあったっけ?)×(天使枠)=ダメージとなります
こう見ると色々な枠を入れた方が強くなる様に見えますが、渾身と背水の矛盾や、加護の効果量もあるのでバランス良くスキルを揃えるのは難しいとされています。
ダメージを伸ばす基本としては、装備に入っていない枠のバフを多く盛る事によって、バフの効果を疑似的に別枠計算させると言うのが有効でしょう。
マグナの場合は先ほども申した通り、方陣系のバフアビリティがない為基本的にどんなバフ効果も乗算でかかってきます。バフの効果量だけ見てればok。
逆に神石系の編成の場合は、バフの大半が攻刃枠となるので、バフが入ってもダメージが思ったより伸びない場合が多いです。ダメージを伸ばす場合は、別枠となる渾身枠や、属性バフの方が同じ数値でも攻刃枠のバフと比べた場合ダメージは大きく伸びることになります。勿論別枠も大好物。
その事からバッファーの多い属性のマグナは強力ですね。(風とか風とか風とか)
纏めると、別枠はどんな編成であれつえーって事です。
別枠20%と言うと、オクトー3アビの1回目のバフが全員にかかる感じですね。単純に20%攻撃力アップ。強力
編成上どうしても火力面では通常編成に負けてしまう差を縮めてくれる良補正となりますね。
次に防御力アップ50%
こちらも通常編成と比べて落ちてしまう耐久面を大きく補正するサポアビ効果となっています。
ここから理解している人は飛ばしてください。ってか、ダメージ計算のことわかっている方は全部飛ばしてください)
そもそも防御力ってなんだよ?と言うところですが、グラブルには防御力って無いみたいです。正しくは防御値みんな大好き古戦場のHLで騒がれるあれですね。
キャラにも防御値が存在し、基本的には防御値10となります。一部キャラは防御値が変わっており、みんな大好きサブル島のサラちゃんは11らしいです。9歳ってすごい!あと誰かが固かったはず。
防値率はその名の通りダメージを割合で軽減する効果があります。
カイム編成において付与される50%の補正がかかった場合は防御値15となります。古戦場HL並みの硬さですね敵が10000ダメージを与えてくる攻撃をしてきた場合は10000÷(防御率の1/10)=6666となります。なんと3割減。
逆にハロゼタなどの防御力が下がるキャラはダメージが増えます。
ハロゼタの防御70%がついている場合だと10000÷0.3=33333とダメージ3.3倍!肉片間違い無し
こんな素敵なバフがおまけでついてくるのはカイム編成だけ。これが常にと言うのは破格だと思います。
防御値のバフは全て加算形式で行われます。マキラバフや水風呂バフでさらに増してやればカッチカチやぞ。
防御値についてはあまり詳しく無いので間違いがあったらごめんなさい。なんでもしますから。
最後に目玉のダメージ上限アップ
こちらはわかりやすくダメージが増える………と言ったものになります。
皆さんご存知ダメージ上限。私たちきくうし達は日々この減衰と呼ばれる無謀な壁を叩き続けているのですがそのダメージ減衰の数字を10%あげると言うものですね。
ここに出てくるダメージ減衰というのは第一減衰から第四減衰全てに効果があります。
第一減衰って何っていう方は………説明を省かせて下さい。めっちゃ簡単にいうと、グラブルはだんだんダメージが出にくくなるよってことです。今回は第4減衰(通常攻撃445000ダメージ99%〜奥義ダメージ1685000〜)に与える影響を検証していきましょう。
通常編成の場合、上限を伸ばすとなると現状白虎拳かアンダリスを編成に入れて上限を伸ばす方法、終末武器やオメガ武器で部分的に上限を伸ばす方法が一般的です。
エピック新武器の登場で特殊な編成(ハイランダー編成)においてダメージ上限を更に伸ばすことができる様にもなりました。
各属性においても強力なハイランダー編成ですが、カイム君のいる土属性においては追加で更に恩恵を受けることができます。
一般的なマグナ編成
オメガ10%愚者天使終末奥義15%
確定クリティカルによるダメージの安定感とHPの高さが売りです
バフの乗りも良いのでこれでも十分強いですね。
上限もほぼ叩けています。
マグナハイランダー
オメガ通常10%天秤10%白虎7%愚者天使終末奥義15%
ダメージがクリティカル確定では無いので安定しません。
バフを結構盛っても上限叩かないこともあります。
しかしカイム無しでもここまでダメージに差が出てきます。
計算上カイムありだと通常攻撃は85万程、奥義は330万弱までダメージが伸びます。
コレが強いかと言われると、現状カイム君無しハイランダーは少し使いにくいと感じました。
カイム君さえいれば、攻撃補正も入るので大きく評価は変わって来ると思います。
ただし、ダメージを底上げする必要はあるので、マグナであってもリミ武器の導入やマグナ5凸などの補強は必要ですね。
因みに主人公の場合、計算上通常94万程までダメージが伸びます。さすが特異点
あと奥義ダメージ低いなと思っている方はオクトーに毒され過ぎです。すぐに八命切を砕いて、どうぞ。
ここでは通常攻撃と奥義ダメージだけの検証でしたがアビダメにも勿論乗るので、同じ10賢者を入れたロベリアの運用も面白そうですね。アストラ?知らない子ですね。
その場合ギル斧を入れたアビダメ特化も面白いと思います。
最近の追加キャラはアビダメ自動発動キャラも多いので、効果も十分に発揮できるでしょう。
ざっくり装備だけでアビダメが95%アップしますね(オメガアビダメ50、ギル斧25%、天秤斧上限20)
今回は未取得のキャラを想像で、「強そう」と持ち上げてきました。
実際取得する頃には、神石ハイランダー編成の準備も整っていると思うのでその時に正確な情報を載せたいと思います。